圧倒的に成長したいからベンチャーに新卒で入社しました
社員ブログ
新卒でジョインした赤地です!
なんと新卒で採用するのは自分が最初とのこと!
かなりラッキーですね。
自分がディライテッドに入社希望したのは、
1、RECEPTIONISTを初めて触ったときの感覚
2、Reactでプロダクト開発にコミットできる
という二点からです。
それからwantedly経由で、実際にお話させていただいたのが入社の背景になります!
今はエンジニアとして、React(JavaScriptライブラリ)を日々書いています。
Reactのコンセプトの一つである
”Learn once, Write anywhere”
と、
Web, Native, VRまでReactのライブラリがある!
というところに惹かれて「レバレッジが効いて、イケてる感じだしイイね◎◎」と思っていました。
元々興味はあったのですが、実は自分で実際に触ったことがなく、入社してから実際に書き始めました。
みなさん、ぜひよろしくお願いします!!
目次
ベンチャーは成長できる
さて、自分は大学を卒業して、少し経ってから就職活動をしていました。
就職活動をしていた際、求人ページにて、ベンチャーという言葉を目にすると、あるキーワードもセットでよく見かけることがありました。
”ベンチャーに入社する人がいるのは、将来性だけでなく、一攫千金の夢(とまで言わなくとも優秀なら若いうちから年収を上げやすい)と、自分も成長できる環境があるからだと思います。”
これは弊社のCOO・真弓のブログ記事「こんな時代に就職するなら、安定の大企業か、将来性のベンチャーか、モテる有名企業か。」からの引用ですが、ベンチャー企業にジョインする方は、「将来性」や「夢」と並んで「成長できる」というところ魅力に感じているからではないでしょうか?
「ベンチャー」というキーワードを見かける際に、「成長」というキーワードも頻繁に遭遇することから、けっこう関連性が高いのかなという印象を受けました。
ただ、ベンチャーだから成長できる環境があるということではなく、
ジョインして成長している人達は、自分が成長するための条件が、ベンチャーという環境に適していたから、他ではできないような成長ができた可能性が高いと思います。
そんなことを考えていると、
「どうやったら成長するんだろう?」
という素朴な疑問を持ったので、圧倒的に成長する可能性を広げることについて、焦点を充てていきたいと思います。
成長って何?
そもそも成長とは何のことを言っているのでしょうか。
みなさんは、上司、先輩、友達から『成長したね!』って言われて嬉しくなった体験はありませんか?
そう言われて「ちょっとは成長したかも」、「ホントかなー」と本人自身の評価はさまざまだったりするかもしれません。
ここでいう『成長したね!』は、相手が認識している過去の自分と比較した時に、肯定的な変化がみられた結果だと思います。
しかし、人によって「成長する」ってことは、それぞれの考え方があるはずですので、相手から『成長したね!』と言ってもらえることが、成長した証ではないと思います。
というわけで、つづいて自分が勝手に考えている「成長するための2つの枠」について書いていきます。
成長するための2つの枠
1.会社:会社のゴール、ミッションに対して、個人のリソース内でタスクに対するコミットの量、質が向上すること
2.個人:個人の課した目標が達成できるようになるまでの過程
自分が考える「成長するために必要なこと」が、この2つです。
目標に対して、有効な手段を実行できること、実行するための手段として、スキルを習得するなど学習し、うまく活用でき、目標達成に近づいている過程が「成長」ていう気がしました。
つまり、「目標達成するために有効なコンテンツを学習し、活用できるようにすること」が一つの成長の要因として挙げられそうです。
個人が成長する手段とは
さっきの成長の要因でいった場合、圧倒的に成長するということは「目標達成するために有効なコンテンツを学習し、活用できるようにすること」で、学習のプロセスの循環を最大化すればいいという事になります。
具体的に書きますと、
1 学習方法(何を学び、どのように活用するか)を決める
2 学習する
3 学習したことを活用する
4 うまく活用できていない場合、ここまでの方法や手段(例えば、学習時のコンテンツを見直す等)を修正する
5 2-3-4を繰り返す
6 続ける!(やっぱりこれが一番大事そう笑)
まとめると、目標と自分の性質にあった方法を見出すとともに、学習を続けることが成長する最低限の要素になってくれるのではないでしょうか。
ここでの必要そうな条件は「続ける」モチベーションを維持して、学習を続けながら活用していくことです。学習しつづけなければ何が有効かが分からないし、そもそも学習する機会すらなくなっちゃいますもんね。
モチベーション維持の例をあげると、
AlibabaのCEOのジャック・マーさんは、素晴らしく英語が堪能ですが、留学は一切したことがなく、西湖付近に住んでいたこともあって、毎朝5時に起きて、ネイティブと会話をするため、無料でツアーガイドを申し出て、勉強することを続けていたそうです。
学習を「続ける」ことはそう簡単ではありません。障害がたくさんあります。
例えば、そもそも毎日やるまでのモチベーションが上がらなかったり、学習しているコンテンツの難易度が高くて、理解できないのでフラストレーションが溜まって嫌気がさしちゃうことも、あるかもしれません。(自分の場合はいつも挫折の連続です。笑)
そのモチベーションを阻害する要因を削って、学習しやすいプロセスを循環させやすいようにデザインすること自体が必要になりそうですね。
学習->成長を阻害する要因をなくしていく
どうすれば人は学習し続けて、成長に繋げられるか、素晴らしい考えをシェアしている方がたくさんいます。今回はそうした情報の中から、成長につながりやすそうな要素を集めてみました。
誘惑になりそうな要因を避ける
例えば、「勉強しようとしたが、ゲームがやりたすぎて、結局ゲームに没頭してしまった、youtubeで勉強用にBGMを探していたら、いつの間にか他の動画を見続けていた」みたいなことがあるのではないでしょうか。
このように自分がリラックスできる娯楽が身近になると誘惑されがちです。
なので、外のカフェに必要なものだけ持っていくとか、先にBGMの動画をお気に入りに入れて準備しておいて、ワンクリックで再生できるようにするなど、ならべく誘惑度が高い要因を減らしていくことが必要そうですね。
興味があるもの、そそられてしまうものとmixする
例えばコーディングを勉強しようと思っていても、気が進まずに勉強ができない日もあるかもしれません。
そんなときは、自分の興味がそそられしまう要因を持っていて、かつ、それが勉強につながりそうなコンテンツを探し出し、そこで学ぶというのは一つかもしれません。
(例えば、マンガと英語をかけ合わせて、マンガで学ぶ英単語、等。)
行き詰ったら休憩、そしてまた集中、という繰り返しが最短の学習スパイラルらしい
学習する上で避けられないのは、新しいコンセプトの理解です。確かに、本人にとって、まったく馴染みのなかったことだった場合、それを習得しようする上で「一生できない気がする」とフラストレーションがたまって、ときにはやめたくなることもありますよね。当然です。
ただその現象はあたりまえで、どんな人でも通る道だとしたら……
少しは楽に続けられるようになるのではないでしょうか。
実は、そんな当たり前の流れこそが学習の正しい過程だと主張する教授がいます。
それが、UCサンディエゴ教授であるオークリー博士です。
彼女自身、ロシア語の翻訳者として活躍していましたが、26歳のときに、一大決心してエンジニアリングの勉強を始めたという経歴の持ち主です。(言語、コミュニケーションに興味を持っていて、学生時代、理系科目はとても苦手だったとのこと。)
そんな彼女によれば、人には物事を考えるときにふたつの状態
1、集中思考モード
2、拡散思考モード
が存在するそうです。
前者は、自分がとっても集中して学習しようとしている状態。
後者は、その学習していることから離れ、リラックスしている状態。
この理論で面白いのは、脳は拡散思考モードのときに、学習した概念を放置しているわけではなく、概念同士をランダムにつなぎ合わせているようだという点です。
そして作業に戻ったとき、その拡散思考モードのおかげでバラバラだった概念同士が徐々につながりあって、理解の獲得へ至るようです。
つまり、学習を進めて知識への理解を深めるためには、集中とリラックス、どちらも必要だということですね。
そう考えると、行き詰まるまで集中する、行き詰まったら休憩する、そしてまたやってみる、というこの人間らしい動きは、決して無意味ではなさそうです。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=O96fE1E-rf8(TED)https://www.coursera.org/learn/learning-how-to-learn (Couseraにて学習について、無料で授業を受けることができます。)
その道の先を行く人からアドバイスをもらう
もちろん自分で試行錯誤しながら、一番適した形を見つけるのも一つの良い方法です。
しかし、自分自身で試行錯誤しても、良い結果が出るとは限りません。
その場合、自分が進みたい道をすでにクリアしている人にアドバイスを求めることが学習を最大化に圧倒的な成長につながるかもしれません。
なぜなら、同じ道の先を行く人は、どの時点でどのようにつまづくか、そしてそれをどうやって解決したか、総合的なノウハウをすべて持っているからです。
そのノウハウを共有してもらうことで、これまでの自分の何がうまくいかない要因だったかを知れたり、事前に過去の原因に対して対策を立てることができます。
そういう意味で、最適な助言者を見つけることの重要性を、AirbnbのCEOであるブライアン・チェスキーさんが以下のように語っています。
”10人のメンターに具体的な事柄についてアドバイスをそれぞれもらって、自身で咀嚼する代わりにその半分の時間をもっとも確実なアドバイスを提供してくれる一人に使うことだ。正しいソースを選べたら、早く先に行くことができる。”
引用元:The Airbnb Story: How Three Guys Disrupted an Industry, Made Billions of Dollars … and Plenty of Enemies
結局、成長するにはどうすればよさそうか
結局、実際にどうやって圧倒的に成長していくかというメソッドよりも、その前段階のものに焦点を充ててしまいました。笑
(すみません!!)
というわけで、自分なりのここでの結論です。
1.学習をする前にしっかりインフラ(土台)づくり
2.学習量を確保するために障害となる要素を阻害する
3.個人に最も有効な学習方法を見出す
これらを実践し続ければ、ある時、振り返ってみると、
『あれ、いつのまにか、ここまできたか』
と、自分自身でも認識できるぐらい成長につながるのではないでしょうか。