ホストからエンジニアに転身し、就職作品が今に繋がった話
社員ブログ
この度社員ブログを書くことになりました、エンジニアの熊倉です。
ディライテッドには新卒として入社し、
インターンの期間も含めると今年で3年目になります。
夏もピークを目前にし、暑くなってきました。
水分補給を忘れず、エアコンなどで熱中症にならないよう十分気をつけましょう。
入社以来ブログを書くのは初めてになるので、エンジニアとして入社するまでの経歴と、
働く上で大事にしていることなどをお話しようと思います。
学生時代はホストでした
ディライテッドには入社して3年目になりますが、まずは学生時代のお話をしようと思います。
私は情報系の学校に入学し、主に経営学やプログラミングなどを勉強していました。
情報系の勉強は面白く関心があったこともあり、入学当初は素行が良い学生だったかと思います。
そんな学生1年目のある日、地元のスーパーでアルバイトをしていた私は時給の高い都心のアルバイトへ乗り換えることにしました。
新宿のバーで働くことになったのですが、
そのバーはなんとホストが仕事終わりに来る「アフターバー」というものでした。
来るのはホストとそのお連れ様ばかりです。
働き始めた当初はビクビクしながら働いていました。
そんな中お客様達と次第に仲良くなっていったある日、
「今度、一緒にやってみる?」と誘われました。
ホストの生態について興味があったこと、そしてより良い給料を求めた私は、
「んー、おっけーw」ぐらいのノリで転身することになりました。
ノリで転身した私は、ホストとして約1年半ほど勤めました。
ホストって実際何してるんだろう、と気になり入った私ですが
いざ蓋を開けてみればやはりお酒を飲むことが主でした。
接待する私達もお客様に合わせてその場を盛り上げるためお酒を飲むことが多く、
お酒には強くならざるを得なかったのです。
「もう飲めない」と裏口でサボっていると、「飲みに来いよ!!」と言われ、「無理だけど飲まなきゃ…」と考えた私はビールを頭から被り、「被る様に飲んだぜw」と言った覚えがあります。
帰りの電車は…ご想像におまかせします。
しかし学生とホストは生活時間が真逆の世界です。
次第に学業との両立が難しくなり、ホストかエンジニアか選ばなければならない状況になりました。
その時、やはり自分はエンジニアとして働きたいと思いホストを辞めました。
余談ですが、お酒に強かった私ですが何故か辞めてから下戸になりました。最悪です。
そして私もただの学生に戻り、4年目を迎えようとしていました。
そんなある日、ディライテッドと出会います。
きっかけはイベントで制作した”受付アプリ”
私の学校は年に何度も就職に関する大きなイベントを開催するなど、就職活動が盛んな学校でした。
その中の1つに「就職作品プレゼンテーション」というものがあります。
これは学生が何かをテーマにした制作物を用いて企業の方にプレゼンし、気が合えばオファーをもらえる、というイベントです。
「ホストだった私が就職できるの!?」と、就職に不安を感じていた私は参加することにしました。
そこで私が制作したのが、iPadを利用した”受付アプリ”でした。
受付アプリを作ろうと思ったきっかけは別の企業へのインターンです。
インターン先のオフィスはデスクから入り口までが遠く、来訪があった際に事務の方が行ったり来たりしているのを見たのがきっかけでした。
直接呼んだ方が早いのではと考え、社内で使っているチャットツールに通知する仕組みを作りました。
決して出来が良いとは言えませんが、”業務コストを減らす” という目的に対して、明確なアプローチができる受付アプリはピッタリだと考えていました。
イベント当日、プレゼンを様々な方に聞いてもらっている中、
偶然にも「受付アプリを作ってプレゼンしている学生がいる」と来てくださった方が弊社代表の橋本に声をかけてくださり、その後弊社役員の二人に来てもらい、プレゼンをさせていただきました。
これがディライテッドとの出会いです。
受付アプリを作るディライテッドのことを詳しく知りたいと思った私は、後日改めて訪問し、話の中でやはり受付アプリは素晴らしいものだと感じました。
ディライテッドからオファーをいただけた私は当時学生だったので、まずはインターンとして参加し、その後このプロダクトをさらに成長させたいという気持ちのもと、正社員として入社しました。
働く上で大事にしている2つのコト
働くうえで大事にしていることが2つあります。
1つ目は、「目的を明確にする」ことです。
当たり前のようなことですが
「これをすることでどのような結果になるのか」
ということを意識することです。
プラスになること、マイナスになることを明確にすれば、最終的に良いものができると考えています。
2つ目は、「自分に合った働き方を選ぶこと」です。
弊社は一部リモートワークという働き方を取り入れており、私もその制度を利用しています。
私は他の人がいる場所で集中できないという欠点を抱えているため、自分に合う働き方ができるのはとてもありがたい事です。
もちろんこれも、「リモートで働くことで、集中できる環境を作り作業効率をあげることができる」という明確な目的があるからです。
”できない”から”少しできる”を増やしたい
エンジニア2年目の私ですが、コードを書くこと以外にできることを見つけたいです。
何ができるか分かりませんが、”できない” から “少しできる” になれば自分のできることの幅が大きく広がるのではと思っています。
なのでまずはできることを探して、首を突っ込んでいきたいと思います。
最後になりますが、これを機に面白いメンバーのいる弊社、
そしてRECEPTIONISTにご興味を持っていただけると嬉しいです。